忍者ブログ
オーストラリアで絶滅危惧種に指定されている世界で3番目に大きな飛べない鳥ヒクイドリの生態や写真
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

オーストラリアに移民してきた人達は、熱帯雨林を伐採してヒクイドリの住みかを減らしてしまいました。

でも、彼らの子孫たちが、失われた熱帯雨林を再生したり、残された熱帯雨林を保護する活動を行っています。

s-planting.jpgs-naegi.jpg
  ←植林風景(左)
  ←植林待ちの苗木(右)








たとえば、熱帯雨林の再生では、孤立している熱帯雨林の間に木を植えて「ろうか」のようにつなぐ緑の回廊(みどりのかいろう)を作ったりしています。

熱帯雨林の保護では、道路に「ヒクイドリに注意」の看板を立てたり、法律で規制したり、世界遺産に登録して守ったりと、地元の人達だけでなく国全体で取り組んでいます。

一部の人達だけで頑張るだけでなく、みんなで協力して活動するのがいいですね。
PR

ヒクイドリの保護のために個人個人でできることは、いくつかあります。

野生のヒクイドリにエサをあげない
 カワイイからエサをあげるとか、お腹がすいていそうでカワイソウだからエサをあげるとか思ってしまうことはあります。

 ただ、それは人間の勝手な都合であって、ヒクイドリにとってはいいことではありません。
 エサがくれるから人間に近づいて危害を加えたり、道路に飛び出してひかれたり、熱帯雨林の果実を食べる回数が減ってしまったりと、本当に良くないことばかりです。

 エサをあげることはその時点ではイイことをしたと思うかもしれませんが、実は、ヒクイドリを殺す行為でもあるのです。

 ちなみに、ヒクイドリにエサをあげる行為は、最大で3000ドルの罰金が課せられます。

「ヒクイドリ」マークの看板がある道路では運転に注意
 ケアンズは観光地として有名ですが、その周辺のアサートン高原、ディントリー、ミッションビーチあたりもレンタカーで旅をする人は結構います。

 もし、ドライブをすることになったら、ヒクイドリの出現に備えて運転に注意したいですね~。

s-cassowaryed.jpg
 ←ヒクイドリに関する看板

ヒクイドリ(カソワリー)を日本で見る!!
 もちろん野生ではいないので、動物園で出会えます。

東武動物公園
 埼玉県南埼玉郡(春日部駅の隣の東武動物公園駅が最寄駅)の東武動物公園に「ヒクイドリ」は飼育されています(2010年12月18日確認)。

金沢動物園
 神奈川県横浜市の金沢動物園に「ヒクイドリ」は飼育されています。

天王寺動物園
 大阪市天王寺の天王寺動物園でも飼育中。※でしたが、はるんさんの情報によると2011年5月には確認できなくなっているそうです(動物園HPでも確認できないです)。残念ですが、亡くなってしまったかもしれません。

東山動植物園】 オレサマグレートさん、情報ありがとうございました。
 名古屋市千種区にある東山動植物園でも飼育中。この動植物園は再生プランを策定して生まれ変わる予定らしい。その様子は情熱大陸でも放送されてました。東山動植物園企画官の上野先生を取り上げた回です。

久留米市鳥類センター】 わしわしさん、情報ありがとうございました。
 福岡県久留米市の久留米市鳥類センターでもヒクイドリを飼育中。82種420個体の鳥類を観察できるそうです。しかも、大人250円。安っ!

花鳥園 松江フォーゲルパーク レオパさん、情報ありがとうございました。
 島根県松江市大垣町の松江フォーゲルパークでもヒクイドリを飼育中。
140mの動く歩道にヒクイドリが飼育されています。
ペンギンのお散歩も気になります♪


【情報をお寄せください~】
 ヒクイドリ飼育中の動物園情報を募集中です。
 

s-cassowarys.jpgヒクイドリ(カソワリー)をオーストラリアで見る!!

 ケアンズ近郊の動物園では飼育されているヒクイドリが間近で見学できます。

 野生のヒクイドリを見れる機会はあまりありません(運よく2回だけ見れましたが・・・)。
でも、ディントリー、アサートン高原、ミッションビーチ周辺は、ヒクイドリの重要な生息地となっています。

なので、野生のヒクイドリを見ることができる可能性がけっこうあります。
ブログ内検索
プロフィール
HN:
カソワリ
性別:
男性
自己紹介:
オーストラリア北部の熱帯雨林で暮らしていた時に知った危機的な動物ヒクイドリがイイです。
バーコード
最新コメント
[08/12 NONAME]
[02/10 カソワリ]
[09/30 はるん]
[02/01 カソワリ]
[01/15 レオパ]

Copyright © [ ようこそ!ヒクイドリの住む森へ ] All rights reserved.
Special Template : シンプルなブログテンプレートなら - Design up blog
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]